ユーザー自身が行うフォローと同じで、サーバーがどこまでフォロー範囲を広げるかというのも、同じような課題があります。

少なすぎても得られるものが少なすぎて困るし、範囲を広げすぎても手に負えなくなって困ります。そこには量の問題もあれば、質の問題もあります。

世界中の情報を一つのサーバで収集するには強大なサーバが必要ですが、分散型はそれぞれが軽量なサーバでホストできないと厳しいわけです。

各サーバは、それぞれの目的や好み、制約、能力に応じた分だけ外部の情報をキャッシュし、不要な情報を取り込まないようにしなければなりません。また、キャッシュは適度にパージが必要です(古いものは捨てるなど)。

なお、サーバーのフォロー範囲を決めるのは、そのサーバーの利用者です。利用者のフォロワーの総和になるからです。

テーマが明確なサーバー、住人に何らかの傾向があるサーバーは、サーバーとしてのフォロー範囲にも個性がはっきり出てきます。

連合タイムラインは当然ながら、ハッシュタグでの絞り込み、全文検索、ディレクトリ、対応サーバーでは購読やアンテナなどは、このサーバーのフォロー範囲からの抽出となりますので、この特性を踏まえて活用しましょう。

大きいサーバが基本的に有利ですが、それが絶対ではないところが面白いところです。

フォロー

訂正)フォロワーの総和じゃなくて、フォロイーの総和でした。

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