Mastodonの投稿とアカウントの削除について、ちょっと書いておきましょうか。
投稿を削除すると、所属サーバ(ローカル)で削除の処理が行われる他、その投稿が届いているリモートサーバを探して削除のリクエストを送ります。
アカウントを削除すると、所属サーバ(ローカル)で削除の処理が行われる他、そのアカウントが認識されているリモートサーバを探して削除のリクエストを送ります。
各サーバで、アカウント削除と同時に関連する投稿やお気に入りなどのリアクションがすべて削除されます。
サーバを閉じる際は、管理者が全てのアカウントを削除する処理を行うことができますが、莫大な負荷がかかることなどから実行しない選択をすることもままあります。
そもそもサーバが壊れちゃったりドメインが失効したりで、復旧不能ということも多いです。
なお、削除のリクエストを送るのはその時一回限りです。
エラーになったらしばらく時間をおいて再送信しますが、相手が復帰しなければ、最終的に諦めます。
また、配送ではなく投稿やアカウントを直接とりにきたサーバは把握できていないので、それらには削除リクエストが送られません。
@noellabo
編集機能の反映も同じプロセスで処理される方向になるんでしょうかね?
(先日、自分のmastodon social(v 4.0 rc)での編集済み投稿をfedibirdアカウントでブーストしたみたのですが、fedibird上(v 3.4.1)では修正以前のバージョンの投稿が表示される状態)
@ken_sugar v3.4系のFedibirdでは投稿のUpdateに対応してないので、反映されないのです。 [参照]
@noellabo
ですよね。
@noellabo
ちょっと話ずれますが、フォロー先が垢消ししてもフォロー欄にずっと残ってしまうのが消せないです。
またマストドンサーバごと閉鎖したフォロー先もずっと残ってるのは、いったいどこにそのデータが残ってるのでしょうか。
@iciro16 異なるサーバ間で行われるフォローは、双方のサーバがデータを持っています。
こちらのフォローしてるよという情報と、あちらのフォローされてるよという情報があって、通常は一致しているのですが、たまーに矛盾してしまうこともあります。
なお、これを削除するには、ユーザー設定のフォロー・フォロワーを使うと便利です。
@noellabo
お返事ありがとーです。
相手のサーバが閉鎖してもこちらでデータ保存されてる状況なんですね。
ユーザー設定から入ると削除操作が出来ました。あざっす!
それぞれのサーバが正しく機能していれば、関係するサーバにリクエストが行き渡り、適切に削除処理されます。
投稿が消えないという言い方がされることもありますが、ややオーバーな表現です。
通常は消えるが、不具合で消えないことがある、ということです。
もし一部に残ったからといって深刻な問題になることは少ないはずです。
しかし、それを見つけ出して完全に削除するのは極めて困難です。
で、結局ここに立ち返るのですが、
SNSでは、公開して差し支えない内容だけを投稿するようにしてください。