これから、Ubuntu 22.04 LTSでMastodonを動かす機会が増えてくると思いますが、はまったやつを2点、共有しておきます。

■ /home/mastodonのパーミッションが変わり、Mastodonのフロントリソースが読み込めない

Ubuntu 21.04からだそうですが、ホームディレクトリのデフォルトのパーミッションが755から750になっています。

これにより、nginxが/home/mastodon以下を読めず、cssやjsなどが404になります。

sudo chmod 755 /home/mastodon

しちゃっていいんじゃないかな。

■ OpenSSL 3.0環境なのでruby 3.1より前のビルドに失敗する

現行のMastodonはruby 3.1まで大丈夫(とかいてある)ので、3.1.2に変えちゃいます。

cd ~/live
rbenv install 3.1.2
rbenv local 3.1.2

古いMastodonの場合はこれみて。
blog.noellabo.jp/entry/2022/05

Raspi4新鯖のために買ったケースのファンは音が聞こえるな。うるさいほどじゃないけど……ファンの電力は5Vじゃなくて3.3VのGPIO電源から取った方がよかったかな

GeeekPi アクリルケースRaspberry Pi 4 ケース... amazon.jp/dp/B08P6L2KG3

メモリが前の4GBから8GBに増えたので、Sidekiqのプロセス数もPumaのクラスターワーカーも、以前の3つから4つに増やしてみた

全体的なメモリ使用量は4.7GBくらいで安定している

スワップも一応10GB用意した。ただ、メインメモリには十分に余裕があるし、swappinessも10と低く抑えたからほとんどスワップアウトしないだろう……と思いきや、今は360MBくらいスワップしている。案外やってるのねスワッピング(言い方

ffmpegによるメディアファイルの処理(あるいは、それが他に与えるパフォーマンス上の影響)もちょっと軽くなってる印象。Sidekiqのプロセス数を増やしたのが効いてるのだろうか

旧鯖ではmain追従をシェルスクリプトで自動化してたんだけど、そのスクリプトがうまく動かん

スクリプトの中で、root権限でのmastodon関連プロセス再起動コマンドと、mastodonユーザにsudo suしてのgitコマンドは問題なく動くんだけど、

mastodonユーザにsudo -u して別のシェルスクリプトを起動するのがうまくいかない。パーミッションがdenyされちゃう。そのコマンドのアクセス権は正しく設定してあるはずなのに、謎

旧鯖では普通に動いてたから、その時には正しく設定されていたはずの何かを新鯖に適用し忘れてるんだろうけど、もう旧鯖は爆破ののち再利用を始めちゃったから、以前の設定を確認することはできないのだった。アホだ

スクリプトファイルの権限いじっても/etc/sudoersいじっても埒が開かんしよ

そこさえ何とかできれば楽にmain追従できるようになるんだけど、どこに手をつけたらいいものか

とか書いてるうちに何となく思い浮かんできた案を試してみるか

弊シェルスクリプトのパーミッションがどうしても通らない原因はこれだった。こんなん知らなかったよもー

The Home Directory Will be Private in Ubuntu 21.04, What Does it Mean?
news.itsfoss.com/private-home-

旧弊鯖は20.04で、新鯖はそのアップグレードではなく新規インストールの22.04なので、ホームディレクトリのパーミッションは静かに、しかし確実に755から750に変わっていたのである

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@hanage999 しばらく、みんなでこの話に言及し続けた方がいいですね。

私も以前ポストしてるんですが、自分でも忘れて一回はまりましたw
fedibird.com/@noellabo/1083202 [参照]

おお、のえるさんもでしたか。投稿ちゃんと追っておけばよかった!カレーTLは追えてたのに!

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