#fedimovie はPeerTubeというサーバソフトウェアで立てられたインスタンスの一つで、ActivityPubでつながるFediverseに参加して、連合します。
さて、これまでFediMovieは他のインスタンスのフォローを行わずにローカルのみで運用してきましたが、さきほど新たに、あくらふさんのPeerTubeインスタンス『AqrafTube』をフォローしました。
PeerTubeインスタンスが、他のインスタンスをフォローすると、『ディスカバー』『トレンド』『最近投稿された動画』などに、フォローしたインスタンスの動画も一緒に表示されるようになります。検索も出ます。
Mastodonの連合やハッシュタグタイムラインみたいなものですね!
『ローカル動画』は、その名の通りローカルの動画のみが表示されます。
いま、FediMovieにあくらふさんの動画が3つ表示されていますが、これはリモートの動画です。見分けがつかないでしょう?(詳細をみれば元のインスタンスがわかります)
あくらふさんや、あくらふさんのチャンネル(いま二つあります)をフォローするのも簡単です。
Blenderのインスタンスは、Blenderのオフィシャルコンテンツを公開するためのサーバですので、インスタンスにアカウントを作成することはできませんが、単に視聴するだけであれば、直接サイトを見に行けばOKです。
Mastodonなどからフォローできるので、新着動画をチェックすることもできます。
FediMovieなど、自分のアカウントがあるPeerTubeインスタンスがあれば、そこからアカウントやチャンネルをフォローするのが一番使いやすいと思います。
連合が非常に強力で、Blenderのインスタンスにアカウントがあるのとほとんど変わらないユーザー体験が得られます。
#fedimovie
#fedimovie は日本のPeerTube利用を盛り上げていこうという意図もあり、自由に登録できる開放型のインスタンスとして運用していますが、PeerTubeインスタンスを自分で立てる場合、クローズド(ユーザー登録を受け付けないカタチ)で運用することが多いと思います。
この場合でも、自分のコンテンツを自サーバで蓄積・公開する一方で、このように他のインスタンスと連合させることで、直接そこに参加しているのと同じように、自分の動画をみてもらうことができるというわけです。
お互いに動画をミラーして負荷分散・冗長化するなど、コンテンツの特性にあった、もう一歩踏み込んだ機能もあります。
自分のサーバを立てるか、FediMovieなどの公開サーバに参加するかは、扱うコンテンツの内容に応じて選択されると良いでしょう。
非常に有名ですが、Blenderは動画をセルフホストするために独自のPeerTubeインスタンスを持っています。
https://video.blender.org/
これは、YouTubeにより広告表示を押しつけられたくなかった(完全無料で公開したいのにできなかった)ためです。