また、Mastodonのアップデート時にマイグレーションに失敗して発覚しがちな、重複レコード・インデックスの破損問題の検証・テストなども行っています。
Fedibirdは比較的新参のサーバで、機能開発のために頻繁にマイグレーションを行っていることもあり、今のところそういったデータベースの潜在的な破損には遭遇していません。今回も問題は発見されませんでした。
他方、私が管理する他のサーバでは、実際に重複レコードやインデックスの破損、ロケールの問題などが発覚しています。これまで修復を含めた対処を何度か行いました。
現在、ThibGさん(Eugenさんに次いでコミットしているMastodonの主要開発者の方です)が調査・原因の究明にあたり、発見された問題点を整理し、運用中のサーバの重複レコード対応とインデックスの修復、問題を起こしやすいロケール設定などへの警告や変換などの、対応コードとドキュメントの整備を行っています。
これらが有効に機能するかどうかの確認を兼ねて、実際にいろいろ試してみているところです。