最も古いジュラ紀の巨大なオタマジャクシの化石を発見 – Nobuyuki Kokai
成体のカエル(Frog)では、後期三畳紀(約2億1,700万年–2億1,300万年前)まで遡る化石記録に残っていますが、オタマジャクシは白亜紀(約1億4,500万年前)以前の記録はありません。今回、パタゴニアの中生代ジュラ紀(約1億6,800万–1億6,100万年前)の地層から、保存状態の良いオタマジャクシ(Notobatrachus degiustoi)の化石を発見しました。成体も巨大ですが体長が16cm近くあるオタマジャクシも巨大です。化石から変態するカエルの特徴的な2段階ライフサイクルがすでに確立されていたことが解りました。