1971年4月の記録映画アイヌの結婚式(ウトムヌカラ) – Nobuyuki Kokai
小山妙子(こやま・たえこ:84歳)さんは、1971年(昭和46年)に当時とても珍しかったアイヌ古来の方法で結婚式(ウトムヌカラ)を挙げました。新郎は貝沢三千治さん、ともにアイヌの血を受けた人です。その様子はドキュメンタリー映画として残されました。今年4月21日に小山さんを迎えてむかわ町穂別で上映会が開催されました。小山さんは差別や偏見と闘って来たからこそ、結婚式の映像を残そうと決意したと言います。花婿と花嫁の「めし食い」から始まるアイヌの結婚式、貴重な記録映画です。