ハンドフィッシュは泳ぐよりも歩くことが好みの絶滅危惧種
ハンドフィッシュ(Handfish)は、オーストラリアの南部と東部の沿岸海域とタスマニア島周辺に生息。泳ぐよりも「歩く」ことを好み、改変された胸びれを使って海底を動き回ります。このスポッテッド・ハンドフィッシュ(Spotted handfish)は、1996年に海水魚で最初に絶滅危惧種に登録されています。フランスの写真家ニコラ・レミー(Nicolas Remy)さんが苦労の末にクローズアップ写真の撮影に成功し、水中写真コンテスト・オーシャンアート2022のコールドウォーター部門(Ocean Art 2022 – Cold Water)で1位に選ばれています。