ミニFMラジオ放送「FMピパウシ」と新聞「アイヌタイムズ」
2001年4月8日午前11時、北海道平取町二風谷発のアイヌ語を交えた初のミニFM放送が開始されました。周波数76.1MHzで「二風谷こども図書館」をスタジオとして月一回生放送されています。「FMピパウシ」は故萱野 茂氏が「アイヌ語が生きた言葉としてよみがえること」を願っての開局です。また、新聞「アイヌタイムズ」は萱野志朗氏が「独立した言語であるアイヌ語による新聞を作ろう」と呼びかけ、アイヌ語ペンクラブを結成して1997年の3月に創刊、日本で唯一のアイヌ語だけの新聞です。アイヌのメディアとして20年以上にわたり、アイヌ文化の振興を担っています。