被差別側の数が多い女性差別は、社会で大きく認識されればいち早く消滅してしまいそうだが、本気で解消される気配もなく根強いのは、女性は男性側にとって自分の現在の立場を危機に晒す脅威の存在だからであろう。学力、仕事、家事、気の利き方……腕力ではないほとんどの部分で女性が優っていることを、男性が認識している証拠ではないか。

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女性は特に対人能力に優れている。営業職に女性が参入しにくい業界があるのも、高い営業成績を上げられると男性営業職の強力なライバルになること、そして既存男性の地位を脅かす存在になりうることが懸念されているのではないか。
それじゃあ、いつまでたっても女性がそれなりの給料をもらうことはできないし、自分の能力を気兼ねなく発揮しようというやる気も出ないわけで、日本社会も沈没していくのみ……。

おっさんばかりの日本社会は、まだ本気で危機感を感じていないということ。背に腹は変えられないところまでくれば、本気で既存の枠を取り払い、なりふり構わずやり方を変えて有能な女性や障害を持つ方をどんどん登用するのかもしれない。
そうだとしたら、日本は世界に比して本当に田舎の国。他国と地続きで、自国の観念を固定化したままでは生き残れなかった大陸の国々のサバイバル力が、現代においても「変化できる力」につなかっているとすると、当然その差は大きいよね……。極東の孤島、ニッポン。

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