学歴への偏見も世の中にあってはならないとは思う。だけど、同じ職場で、同じ部署にいて業務での繋がりがそこそこ深いと、4大卒/短大卒/それ以下 で視野の持ち方や社会的な知識(常識の範囲)、考え方が少しずつ異なり、4大卒から見ると内心「あぁ……やっぱり高卒(専門卒)だったか」と感じる結果が多い。自分は、影響する範囲を広く認識した上で、ペースはゆっくりでも他者への影響を最小限にしながら全体をうまく進める方法を考えたり選ぼうとするほうだが、何事も自己利益のために短く浅く狭いスパンで結論を出して進めようとする、自分とは正反対を行こうとする人たちはほぼ短大卒未満で、その考え方を受け入れることは正直なところストレスである。彼らのやり方が功を奏する場合もあるとは思うので全否定はしないが、なかなかきつい。
違いの元は、学歴よりも、結局は育った家庭環境なのだろう。そこを同質化していくには、やはり分厚い中間層の回復が鍵ではないか。