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今年はとりあえず『黄金列車』論を書き終えることができてよかった。佐藤さんの小説の批評を書くのは吐きそうなぐらい緊張したし、実は佐藤さんの小説における「身体」の変遷を辿りながら、美術史における彫刻と、ジョージ・スティーヴンスの『陽の当たる坂道』についてゴダールが述べた言葉と絡めて書くのをやりたかったんだけど、それはさすがに大きすぎて書けなかった。いつかやってみたいけど。

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