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『モンキーマン』観たよ! 

ファイトクラブで殴られるデヴ・パテル、なんかもうそれだけでめちゃくちゃセクシーだな……と勝手に思っていたんですが中盤からの展開がアツくてほんとによかったです。
というのもインドのヒジュラコミュニティに流れ着いたデヴ・パテルがそこでヒジュラたちと交流しながら鍛えなおしていくシーンがあり、その時点で結構ぐっと来たわけですよ。ヒジュラたちが迫害されているニュースも差し込まれていて、明確にトランスジェンダー差別と結びつけて描かれている。
で、敵のアジトに乗り込んだデヴ・パテルのピンチにヒジュラたちが駆けつけて、大暴れするのがほんとに良かったんですよ。気持ちいいくらい敵を血祭りに上げていくので。ジョン・ウィックリスペクトって感じのアクションです。
作品そのものがマイノリティ(宗教・民族・ジェンダー)の連帯を意識して作られたものだと思う。
最後、国を牛耳るカルトの権力者が「暴力・怒りはよくない」と言うのもほんとムカつくよね。自分は警察権力という暴力によって村一つ焼いてるのにそれを棚に上げてるわけだから。この作品は「抵抗としての暴力」を描いてるのが良かったな〜。

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