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機能性表示食品、安全性は審査されず 紅麹サプリ問題に映る国の思想:朝日新聞デジタル
「機能性表示食品」の制度の問題点で政府の「経済優先」と「自己責任論」姿勢に踏み込んでる記事だった。
“だが、15年に新設された「機能性表示食品」は、事業者が安全性と機能性に関する科学的根拠などを消費者庁に届ければ、審査なしで機能を表示できるのだ。”
“この制度は、首相の諮問機関である規制改革会議の、13年の答申に発端がある。そこには二つの思想が見て取れる。まずは手続きの簡素化。健康・医療産業の経済的拡大が意識されている。そして国民に対しては健康は自分で守るものという考え方が強調される。自分に合ったサプリで健康を維持するのが「賢い消費者」なのだ。だが、それが本当に「合っていたのか」は、たぶん永遠に検証できないだろう。”
https://digital.asahi.com/articles/ASS3V2PLNS3VUPQJ001M.html?ptoken=01HT1GMK91NPAAJQMJ6DDT7PVE