『スリ・アシィ』の話
アラナがとにかくかっこいい正統派ヒーロー映画でアクションもあり楽しかったです。
脚本は結構大味で、ジャトミコまわりをもう少し掘り下げないと「なんで?」が勝ってしまう感じなんですが、女性が主人公のヒーローものなんてまだまだ全然少ないので、そういう意味でこういう映画ももっといっぱいあってもいいよな〜と思いました。
個人的にはジャトミコは公権力の腐敗に辟易して仕事に意味を見出せていないながらも抵抗はしておらず、署長に「コーヒーお願い」と言われ続けて「自分は軽んじられている」と感じていたところを力を持つ悪魔に付け込まれたのかな〜と思ったけどじゃあ悪魔の力で何をしたかったんだろう?と思ってしまいました。
ありとあらゆるハンサムが揃っており、とりわけカラもタングーもアラナに対して様々な感情を持っているわけですがアラナはまったく意に介さないのもよかったですね。まあ義母の身体の心配でそれどころではないかとも思いますが。
ウ~ンと思ったのはアラナのブラックヘアですね、何のエクスキューズもなかったので。
それにしてもタングーとカラの組合せになんかめちゃくちゃ萌えてしまいました。気に食わなかった相手がヤケクソ胆力を見せてきて「やるな」ってなってるカラがめちゃくちゃ良くて……。
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『スリ・アシィ』のいいところ
スリ・アシィ、ジェントリフィケーション批判になってるのはすごくいいですよね。アラナは火の女神を復活させる儀式と利害を同じくする「貧困層の生活基盤を奪う富裕層の目論見」をも砕いたことになるので。だからこそ単なる「実行犯」となってしまったジャトミコまわりをもっと掘り下げてほしかったし、もちろん続編では本当の黒幕をボコボコにしてほしいよ。