事故当日は、亡くなったお母さんにとっては夫の命日だった。それで帰りを急いだのではないかと息子さんは思っている。「健康な人でもあの状況では事故に巻き込まれてしまうと裁判所には認めてほしい。そうでないと母が浮かばれない」という息子さんの言葉が胸に沁みる。
NHK 滋賀 NEWS WEB
近江八幡市の地下歩道事故から2年 遺族“対策継続を”
《この事故では、アンダーパスを管理する滋賀県と近江八幡市が現場を通行止めにしたのが、岩田さんがアンダーパスに入った後だったことから、行政の対応の遅れが指摘され、事故の後、現場には冠水を感知して知らせるセンサーや電光掲示板が設置されました。
一方、岩田さんの遺族は「安全対策が不十分だった」などとして、市と県に対して損害賠償を求める訴えを起こしています。》
https://www3.nhk.or.jp/lnews/otsu/20240719/2060016270.html