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滋賀県の地下歩道冠水、女性の溺死事故から2年「母の尊厳に関わる」長男の訴え
kyoto-np.co.jp/articles/-/1299

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市の事故検証委員会が出した報告書に「冠水している状態で、わざわざアンダーパスに進入するのは合理的でない」と書かれて、遺族は「母を知らない人に『勝手におかしいことをした』と思われる。母の尊厳に関わる」と感じている。ネット上では「認知症では」という心ない書き込みもあるという。
遺族の感情はもっともだし、仮に認知症だったとしてそれがどうだというのだろう、それで「じゃあ地下道の設備・構造や大雨時の自治体の対応のありかたに問題は無かったよね」となるはずもない。
また、「認知能力に問題がなければ身の安全に関して必ず合理的判断ができる」と考える人は、社会面のベタ記事に連日繰り返し載っている、SNS詐欺にひっかかった壮年の人たちを全員認知症だと思うのだろうか? あれらを読んでいると、人はいとも簡単に判断を誤るし馬鹿馬鹿しい行動をしてしまうこともある、と痛感する。まして例を見ないほどの増水で急激に行く手を阻まれパニックになったとしたら。(続く)

事故当日は、亡くなったお母さんにとっては夫の命日だった。それで帰りを急いだのではないかと息子さんは思っている。「健康な人でもあの状況では事故に巻き込まれてしまうと裁判所には認めてほしい。そうでないと母が浮かばれない」という息子さんの言葉が胸に沁みる。

NHK 滋賀 NEWS WEB
近江八幡市の地下歩道事故から2年 遺族“対策継続を”
《この事故では、アンダーパスを管理する滋賀県と近江八幡市が現場を通行止めにしたのが、岩田さんがアンダーパスに入った後だったことから、行政の対応の遅れが指摘され、事故の後、現場には冠水を感知して知らせるセンサーや電光掲示板が設置されました。
一方、岩田さんの遺族は「安全対策が不十分だった」などとして、市と県に対して損害賠償を求める訴えを起こしています。》
www3.nhk.or.jp/lnews/otsu/2024

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