変な男に引っ掛かってないか徹底的に聞き出してきなさいと香山先輩から餞別と渡された度数高めぐびぐびいける系日本酒を勧めて相澤をほろ酔い状態にして彼氏のことを聞き出せば「優しい」「いい奴」「仕事ばかりしてて心配」と惚気話を聞かされて山田は本当にいい奴なんだなと安心すると同時に少し寂しく感じていた。

「なあ、あの約束ってもういいってコトだよな……」
「………」
相澤が彼氏と別れる度に山田が相澤を慰めていた。
いつからそれが肉体関係になったのかお互い忘れてしまったが彼氏と別れて次の男が出来るまでの間だけ、山田と相澤は恋人のように身体を重ねていた。
今までの相澤の恋人達以上に相澤の身体は知っていたし相澤も山田の身体を恋人以上に知っている。

『次、恋人と別れたら俺がお前の彼氏になるから』
それもいいな…と目元に青あざを作っていた相澤は山田の背中に手を回してキスをしたのが二人がセックスをした最後の記憶。

結局、恋人と別れたが引き継ぎのように恋人が出来てしまい慰めてもらうタイミングもなく俺と付き合って同棲を始めた相澤は途端に山田の温もりが恋しいと思ってしまう。
いつも疲れて仕事から帰ってくる俺を見ているとセックスがしたいと言い出せなかった。

抱かれた回数より道具で慰めた回数の方が圧倒的に多い。

彼氏達に仕込まれ続けて性欲が強くなってしまった相澤は俺が熟睡している隣でいつも身体を持て余していた。
たまのセックスも1回だけでもっとしたいと言い出せず俺に合わせていたら「消太ってウブだよなー」と言われる始末。
妊娠母乳以外はAVでやってることはほぼやってる自信のある相澤はその言葉にこれから先、俺の前では性欲の強い姿は見せられないと自戒した。

山田のすらりと長い男の指と綺麗に整えられた深く切られた爪を見ていると触れられていない尻の奥がむず痒いような切ない疼きに小指を握る。
セックスしたいという合図にグラスを掲げていた山田の動きが止まる。

「彼氏にしてもらえよ……」
「………」
指の間を指先でくすぐりながら小指を握り続ける相澤の頬にキスしてはい、終わりと言ってパッと手を引っ込めてピーナッツに手を伸ばす。
彼氏になる宣言してから山田はその時付き合っていた恋人と別れて、その後も恋人を作らなかった。
その頃に相澤の事が好きなんだと自分の気持ちに気付いてしまい、奪う事早く別れろさえ願っていた。

「俺も恋人作るからお前も……」
幸せになれよ、という山田の言葉は相澤の唇で封じられた。

会社へ行くと、取引先からのキャンセルが発生して今日の仕事が消えてしまったので帰宅を命じられる。
仕方なく帰路につくことにした俺は消太の好きなアイスクリームを買って帰ることにした。

「ただいまー…」
靴を脱いで物音と声がするリビングへ向かい扉を開けると俺がカバンを落とす。

「消太！何やってんだ！！！」

危ないだろ！と素手でグラスの破片を払っていた消太に怪我は？と聞くと少し驚いた表情の消太が大丈夫だと頷く。仕事がキャンセルになり休みになったと話すとそうかとホウキとちりとりを持ってきた消太に俺がやっとくからと手を洗ってくるように命じる。
「お友達さんは？帰ったのか？」
「酒溢したから風呂に入らせてる」
床に散らばったグラスの破片とフローリングの濡れたタオルと酒の匂いに苦笑いする。
「俺酒飲んでないし送ろうか？消太の部屋で寝てもらうもいいし」と俺が提案すれば聞いてみると洗面所に向かう。

風呂から上がり、髪を拭いていた山田の横を通り過ぎて蛇口を上げて手を洗う。

「俺、帰ってきたけど今日泊まるか？」
「んー…明日、朝から収録なんだよなァ……」
相澤のスウェットを下ろして尻たぶを開くと精液で濡れたアナルに当然のようにペニスを挿入する。

ポンプ式の石鹸を手に取って水音を立てて手を洗う相澤の腰を掴んで律動を開始すると相澤の肉壁は山田のペニスが抜けようとする度に甘えるように吸いつく。

「ん、ぁ……なら帰る……かっ、ぁっ……？」
「んー…相澤はどうしたい？」
ズボンを下げて相澤のペニスを外気に晒すと腰の動きに合わせて扱くときゅぅぅ…とナカが締まって山田が小さく呻く。

「まだ、っ…お前のちんぽ欲し…ぃ…ッ」
「つーか、お前…俺さん居るのに声我慢出来るの？」
無理だろ、と笑いながら容赦なく突き上げると「お"っ！！！」と声が漏れるが髪を拭いていたタオルを猿轡代わりにして後ろで結ぶとガクガクと相澤が激しいピストンで揺さぶられる。

「っぅう"〜〜〜〜んんんん♡♡♡」
「射精してないのにもうイってんじゃん…ほら、変なイき癖ついてたら俺さんにバレちゃうだろ……ちゃんと扱いてやるからイけよ……」
しゅこしゅこと先端の皮を下ろして剥き出しの亀頭を擽るとすぐに精液を吐き出すと同じように山田も相澤のナカで精液を吐き出す。
トプトプと注がれる精液に本能的に尻を押し付けて精液を一滴残さず飲みながら柔らかな金髪の陰毛の感触を尻で味わう相澤からペニスを抜いて再び下着とスウェットを履かせる。

営業スマイルの気さくな対応で俺の前に現れるとプレゼントマイク？！！と驚く俺にこいつ知ってるの？と言う相澤に知らない方がおかしいだろ！！！と私室に向かってステッカーを持って戻ってくる。

俺、昔からラジオ聞いてて……とおたよりを読んでもらったリスナー限定のステッカーを差し出してサインを求めてきた俺に「オー！マイブラザー！オーケーオーケー！！！」
慣れた様子でサインを描いて差し出されて感激している俺に腹減ってるならマイクcookingやっちゃおうかなーとラジオのミニコーナーのタイトルを出すとお願いします！と嬉しそうな俺。
場所わからないだろと相澤が山田とキッチンに並べばズボンを下ろして手マン待ちをする。

「今日はマイクベーコンぺぺパスタですー！相澤、ちゃんと作れるようになって俺さんに毎日作ってやれよ」
「ん……毎日パスタなんて御免だ」
俺にウインクしながら相澤に手マンしている山田とニンニクを雑に大切りしながらガニ股で腰をカクカク揺れている相澤。

「あー…お前、本当雑。俺さんに食べてもらうんだろ？ほら、大鍋とフライパン取って」
手淫していた指を抜いて相澤から借りたスウェットを下ろしてペニスを差し出すが竿ではなくタマを舐めしゃぶる。

鼻歌まじりに野菜を切る山田の竿を口に挟んでハーモニカのように左右に顔を揺らして興奮していた相澤がブビッ！！！と穴射精をして下着とズボンを山田の精液で汚す。
すぐそばで俺が居るのに山田のペニスを舐めているという不貞に相澤は堪らなく興奮して顔に陰毛をつけたままペニスに頬擦りする相澤はブピッと再び精液を噴射させる。
「フライ…パン……」
「おう、サンキュー」
精液でびしょびしょに濡れた下着とズボンを脱ぎ捨てて床に四つん這いになり尻だけ掲げて早く…とちんぽ待ちする相澤に俺さん、動画撮ってるよと小声で言われて尻をヒクつかせる相澤の十分に柔らかいアナルへペニスを挿入すると漏れそうになる声を歯を食いしばって耐える。
「ほら、相澤…鍋に水入れて」
「は、は……っ、ぉう…」
ペニスが挿入されたまま立たされて大鍋に水を入れると俺が夢中で動画撮影している姿を見てぁ…あ、…と声を漏らすが必死にイき顔を悟られないように表情を固めたまま紅頬しながら潮吹きをする。

「俺さんー上手に撮れてるー？？？ほら、相澤もピースしろよ…」
「お、おお……っッ♡♡♡」
「今、俺さんの前で根取って(寝取って)ますー！」

もう一品と山田が洗ったもやしのひげ根をちぎっていた。

「相澤、お前…手際悪いだろ。俺さんも苦労するぜー…」
「うるせー…ぇ、っ……」
声を上げてイきたいのに俺の嬉しそうな表情と向けられたカメラのレンズが相澤の理性を引き戻して絶頂を迎えれないまま鍋が沸騰するまで小刻みに揺さぶられて思考と身体が切り分けられたように快感にビュッビュッと潮吹きする相澤。

「もう、お前がやれ…」
ズプンッとペニスを引き抜いてズボンを拾って履くと精液で濡れたボクサーパンツを山田の亀頭被せて敏感な亀頭を擦るとんっ…と片眉を顰めて声を漏らす山田を無視して乱暴に扱くと射精させる。

「っ、と……お前なぁ……！」
べっと舌を出して山田に逆らう子供っぽい恋人の姿に俺は微笑ましげに見ているが実際は舌に乗った山田の陰毛を見せつけて煽っている。
何事もない足取りで風呂場へ向かうとドアを閉めた瞬間、しゃがみ込んで何度も耐えた分の絶頂を開放させる。
「あっ、あ"…ぁあ……あ、あ"〜ッ♡♡♡」

頭が馬鹿になる…！と着衣のままシャワーを頭から浴びる。
俺は好きだが、自分の身体を一番理解していて下品で浅ましく肉欲に溺れた自分を解放してくれるのは山田しかいない。

次(俺)の別れが来るまではお試し期間と山田に提案されて相澤は乗った。

濡れた服を脱ぎ捨ててシャワーヘッドを尻に宛てながら力むとブビィッ！と汚音を立てて中出しされた精液が噴射される。
穴射精の虜になった相澤はペニスを扱いて擬似排泄行為に耽りながら山田とのセックスがない頃に戻れないと悟る。
ひとしきり穴射精をすると出すものがなくなって寂しくなった穴を指で慰めながら俺のために湯を張って入浴剤を用意する。

身体を拭いて全裸のままリビングに向かうとパスタを食べ終えて水を飲んでいた俺が吹き出す。
「タオルで前隠せよ！！！」
「相澤〜〜〜お前、恥じらいってモンねーのかよ」
風呂沸かしたから入れよとリビング横の広めのクローゼットを開けて俺の着替えを用意するマイペースな相澤に二人が顔を見合わせて笑うと俺がじゃあ入ってこようかなと皿を持つので俺がやるんでと山田が手際よくキッチンに片付けていってらっしゃいと見送る。

「お前さぁ……マジでバレるって」
相澤は何も身につけずクローゼットのチェストに手をついてくぱくぱと開くアナルを指で拡げてナカを見せつけていた。
「泊まるんだろ？さっさとヤろうぜ……♡」
ローションを仕込んだ縁がぷっくり膨らんだアナルに生唾を飲む山田は邪魔が入らないように後ろ手でクローゼットを閉めた。🔚