@nemuribi 「新興宗教」全く考え無しに価値中立的な言葉であろうと違和感もなく受け取り、また自分も使ってきました…
少し調べた程度ではあまりはっきりしたことがわからなかったので、大変申し訳ないのですがもし可能であればお教え願いたいのですが、当事者団体の新宗連は「新宗教団体の結束」などのように「新宗教」を自称しているのに対して「新興宗教」はあくまで他称であり、またそこに「いかがわしい存在」のような差別的なニュアンスが込められて使用されてきた経緯があるので「新宗教」ではなくあえて「新興宗教」と名指すのは不適切である、という感じに理解したのですが、違っている点や不足している重要な点がありますでしょうか?
そもそも「伝統宗教」と「その他の宗教」にぱきっと二分できるものではない、誰がなぜ二分するのか、それは実はマジョリティに都合のいい宗教と都合の悪い宗教の言い換えをしているのではないか、といった問題があるようにも思いました。なかなか説明するのも大変であると思いますので簡易的で全然構いません、SNS開けば次々差別の連続で大変にしんどいところすみません🙏
@shu_democracist
リプをありがとうございます。
仰る通り、そもそも新興/伝統(既成)が本来分けられないこと(正直、戦後に成立した神社本庁などより古い新宗教教団はなんぼでもありますし、内容でなくほぼ「戦後に属した/包括した教団で区分されている」ような曖昧な運用をされています)、「新興」の語自体に「宗教は歴史が長い方が優れている」という価値観に基づきある程度軽んじる意があること、「新興宗教」という言葉がスティグマを持ちすぎていること、「せめて」新宗教と呼んでくれと自称/発信される当事者の方が多いことなどが理由になります。
個人的な体感としてはホ◯とゲイ(LGBTQ+全てを含むような総称としての)くらいの差でしょうか。今後様々な、より現実に即した言葉も出てくるのではと思います。
(ちなみに宗教年鑑では「〇〇系諸教」とされています。かつては「類似宗教」などと呼ばれていました)
ホ◯にも「あえて自称している」「ホモセクシャルならば学術的に(限定範囲においては)正しい」など諸々あったように、即座に全てを禁じるべきという話ではありませんが、
己をアイデンティファイする言葉でなく、その定義を説明した上での使用でもないならば、当事者者の意向を等関した使用は慎むべきと判断しました。
こちらこそ、言葉の足りていない投稿だったので、補足説明できる機会を頂けてよかったです。
(あとSNS、あちこちで矢面に立ってくださっているようでありがたく申し訳なく頭が下がります…)
いつもありがとうございます🙇