巫女を描くなら、
多くの神社で定年が25-30とか、客からの盗撮が多いとか、客から処女かどうか生理かどうか延々聞かれたり噂されるとか、女性の神職を非正規で安く働かせるための肩書きになっているとか、「若い女を長く働かせたいから」って中卒じゃなきゃ採らなかったりする神社があるとか、明治政府によって一度禁止されたとか、ノンバイナリーやトランスの巫女の存在が消されがちとか、トランス差別の口実に使われがち(エグいセクハラから守ったことは一度もないくせに突然「巫女を守れ!」とか言い出す上司ども)とか、
現実の巫女についても知っておけよと思う
あなた方の描くファンタジーが加害に加担しないように
なお、巫女が若年者/未婚でなければいけないという規定はありません
慣習だからと説明されることが多いけれど、その慣習はほぼ戦後に作られたものです(創建1000年越えの神社が人権問題についてだけ何故か100年も経ってないことでガタガタ言い出すのって一体なんで?)
そして「慣習だから」は差別肯定の理由になりえません
「巫女は歳を取ると神力/神通力(一体なんだそれは?)を失う」みてえな話がまことしやかに言われることもあるけれど、
じゃあ神職は何故に性別関係なく定年まで働けるんや、というか巫女も神職もそういうシックスセンス必要な業務ほぼほぼ無いのに突然何言うとんねんと思います
「神様が喜ぶ」ていつ誰が聞きに行ったんやそれは
結局のところじいさんたちが「若い娘さんがいると華やかでええなあ」「うちの息子の嫁にどうや」と性的に搾取するため、嫁探しをするために若い女性(に見える者)に限定しているとしか思えんのよな