『神社職員の資格与奪や各神社の人事権等の権限については現在、本庁が掌握している』
のイメージが、一般の方には伝わりにくいかもしれない。
文筆業でたとえるなら、
日本語を使用する出版物と、日本文学を学べる大学に関する権限を全て掌握する巨大な一社の出版社があり、逆らうと
現在の職や学籍、学歴が剥奪され、
自分と先祖がこれまで書いたものの著作権が他者の手に渡り、
文筆家/ライターという肩書きの使用を禁じられ、
稿料で住んでいた家を追い出され、
今後一切日本語で書かれた文章を扱う公の場から締め出され、
子孫代々まで文学部と出版業界への立ち入りを禁じられる
くらいのイメージです。
これだけ独裁強化されるまで動かなかった神社関係者どもはアホだなという批判は甘んじて受けます。(でも今の与党を見れば、そう簡単に止められない/止められないことは抵抗しなかったという意味ではない、というのはお分かりいただけるかと)
できる人はギリのラインで今も抵抗していますが、それは宗教が隔離されている現状では一般の方の目からは見えづらいですね。
SNSや報道の場という「分かりやすい場」で抵抗を示すには相応の特権が必要です。
会の中で名前を出しているのがほぼ私だけなのは、親類縁者絶縁済みで失うものが一番少ないからです✌️
とはいえ、この抗議文を出していた頃から状況は少しずつ変わりまして(というか変えまして)
神政連には「LGBTQ+を否定する考えは神道にはない」
本庁には「同性結婚式の受け入れの可否については各神社に判断を委ねる」
そして
「性的少数者に対する差別はあってはならない」
と公の場で回答させたので、
「LGBTQ+に賛同することは本庁と神政連に刃向かうこと」と、多くの神社関係者が思わされていた昨年よりは状況は良くなったはず、と思います。
大々的には宣伝できなくても同性挙式を受付する神社も増えています。
まあ神政連はそんな事言ったくせに女性を守る議連に関わったりしているので、反省したわけでは全然ないですが。
https://twitter.com/nemuribi/status/1689283678109622273?s=46&t=W6JFOp-IuiLQhD_im3POJQ