前々から評判良かったアフターサンがプライムビデオに来てたので見た。
『トラウマ級鬱映画』と言われてるけど、結局ググって予備知識やら他の人のレビューとか読んでから見ないと、
ただの『親子の夏休みの旅行の゙映像が続くだけ』の映画なので、ある程度ネタバレ含めネットで見ておくことをオススメしますわ。

で、まあ、この父親鬱なんすよね…
どの段階で鬱発症したのか不明なんだけど、多分当時は「うつ病」って概念すらなかったんじゃないかなと思う。
「何で動かないの？何で皆と同じに楽しめないの？何で頭がぼーっとするんだろう。何で死にたいんだろう」
っていうのがハッキリしない、もちろん薬なんてない状態で苦しんでたんだろうなと思うと苦しい。

父親が太極拳やるシーンがあるんだけど、これだって多分「気分が晴れるから」っていうことで必死に縋ったんだろうと思う。私も鬱で運動やら何やらに縋ってしまうので痛いほどよくわかる。

でもってさ、ここからはただの考察なんだけど。この娘も父親と同じ様にアラサーで鬱を発症しそうになってるんじゃないかと思うよ。
娘にも子供がいて、子持ちの状態で鬱になるってほんと恐怖でしかないよね…
それで、同じ状態だった自分の父親を思い出したのかなと思った。
メンヘラは遺伝するしね…