それはそれとして、寂しい話だなあって思う。
そりゃまあ、右から見たら中庸でさえも左に見えるからなあ。それは左から見たら、中庸が右に見えることもあるけど。
そもそもが北米の貧困改善に向けた非営利団体の思想に基づいて、低所得者層や不当な差別を受けてきた層の家庭の子供に向けた教育番組だし。
中流の下の方から上流に片脚突っ込んでる旧来の考え方でも不自由が無い保守的な層から見て左翼的な番組に映るのも、それ自体はおかしくないと思う。
セサミストリートが放映開始した頃から、既にそういうもんだったし。欧米の右派や保守層からの苦情は、その頃から常にあったみたいで。
https://youtu.be/F5LcvEMpZRg?si=Dk2QHGygHH6gphCk
特にここ二十年か三十年の間で、収入の格差が酷くなったのもあって。
上流層に気に入られた「可哀想な人」が常にピックされて優遇される仕組みがあるから、それをそのまま「マイノリティー」と言ってる感。
米国ではそういった上流層とピックされる方の下流層が民主党を支持していて、左派やリベラルを自称してるのかな。
それで上流層から見て一番可哀想に見える下流層の人に特権を与えるせいで、いつの間にかその特権が当たらなかった大多数の下流層の人達が中流層と手を取り合って不満を訴えるようになったから、アメリカファーストなトランプ政権が誕生しちゃったんだろうなあ。それが隠れトランプの正体というか。
話が脱線し過ぎたけど。
そりゃまあ、富裕層の上の方に居る人達は、貧富に関係無く開かれている公共のものを殆ど使用しないんだし。そうじゃない人が困っても、何とも思わないんだろうなあって。