これはどちらかと言えば左右や人種差別云々の話では無くて、最初から世帯収入的な意味で上と中と下の話だからなあ。
というか、米国の中流層が下流層に対して差別的なように、上流層は上流層で中流層に対して差別的だから、というのもあるのかな。
その上で上流層は下流層に対して勝手に性善説に基づいた清貧を求める傾向があって、そのせいでそれぞれがそれぞれに対して偏見を押し付ける構図が出来上がってる感じなのかな。
で、ごく一部の下流層は上流層に気に入られようと必死になって「貧しくて可哀想な人」を演じるから、その一部の下流層の人達だけ優遇される仕組みになってしまいがちになるのはあるよね。
特にここ二十年か三十年の間で、収入の格差が酷くなったのもあって。
上流層に気に入られた「可哀想な人」が常にピックされて優遇される仕組みがあるから、それをそのまま「マイノリティー」と言ってる感。
米国ではそういった上流層とピックされる方の下流層が民主党を支持していて、左派やリベラルを自称してるのかな。
それで上流層から見て一番可哀想に見える下流層の人に特権を与えるせいで、いつの間にかその特権が当たらなかった大多数の下流層の人達が中流層と手を取り合って不満を訴えるようになったから、アメリカファーストなトランプ政権が誕生しちゃったんだろうなあ。それが隠れトランプの正体というか。