『ロボット・ドリームズ』を見た。
ストーリーも演出も外連味はなく静謐。舞台は80年代のNYで、主人公は都会の孤独な青年、その約一年間のお話。擬人化された動物たちが暮らしています。絵本がそのまま動いている感じ。
話の運び方が結構強引なのですが、絵本的な絵面なので、リアリティラインが引き下げられてて、まあいいかとなります。
友達をお金で買っていいのかと、びっくりしてしまったけれども。都会の孤独な青年とは、たぶんそういう存在なのでしょう。
セリフなしの映画ですが、表情が雄弁なので、話はすんなり理解できます。そんなに難しいことは語っていないし。
ただ、このなだらかさで1時間50分は個人的には長くて。だけど人生を語るには、この長さも必要だったのかなあ。
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