藤井一至『土 地球最後のナゾ』読了。副題は「100億人を養う土壌を求めて」。
とても面白かった。土って大別して12種類ある、ということも知らない初学者に向けて書かれていて、分かりやすかった。
副題の示すように、耕作が可能かどうかを軸に見ていっており、人を養える土地は驚くほど少なかった。
サハラ砂漠の砂は鉄分でコーティングされているので、タイ東北部の土に比べればまだ栄養があるみたいなことも書かれていて、びっくりした。
冒頭の地図で、土のない地域があることにもびっくりした。
日本の土は酸性だということは聞いていたのですが、今回、その仕組みが分かって良かったです。
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