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巻が進むとジャンルが変わると言えば「七瀬三部作」だが、あれは特殊事例だしなあ。
大根さんは、『家族八景』の「亡母渇仰」 が好きよ。無茶苦茶迫力があって。
『家族八景』、嫌な話の詰め合わせ短編集なんですが、長編ではないので、あんまり胃もたれしなくていいんですよねー。
あと、昭和後期の半ばまではミドルアッパー層も女中を雇っていたという、文学的な証拠でもありまして。

清原なつのによるコミカライズもオススメです。
でも、小説のほうもレイアウト芸の極致なので、やっぱり併せて読んでみてね。
嫌な話を読みたい時にどうぞ!
家族八景 上巻 (カドカワデジタルコミックス) amazon.co.jp/dp/B0096I6V8M?ref

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