スコセッシ監督の映画『沈黙』は面白いよ!
遠藤周作の原作を真摯に忠実に組み上げた、とてもいい映画なのですが、監督とわたしの原作の解釈が肝心なところで真逆で、それもまた面白いです。
そこでその描写したら『沈黙』やなくなるやんって箇所がある(と思う)のですが、そこはまあ小説読んで映画見てみてね!
監督が望んでいた長崎での撮影が叶わず台湾で撮っているのですが、そのおかげで、日本っぽいけどこれ日本じゃねえなって風景・空気が画面に映し出されていて、異郷に迷い込んだような心細い体験ができて最高です!
バーチャル・リアリティな経験ができる映画だった。
長いし重たいから一回見るだけでお腹いっぱいになると思うけど、一回だけでもいいから見てみてね!面白いよ!
@erin 映画の前半、凄かったですよね。決して煽り立てるような演出ではなく、だからかえって行いのむごさを突きつけられるようで。空も海も広くて良かった。
映画を見るという行為が、(ガルペ神父のように駆け出すことも出来ず)見ていることしか出来なかったロドリゴ神父とオーバーラップして、擬似体験をしているような感覚になりました。
小説の前半を読み飛ばしがちだったので、小説に書かれていたのはこういうことだったんだなあと、映画に教えられました。
あと、エリンさんが「原作のイメージとちょっと違うかも?」と思ったシーンは、わたしが違和感を覚えたシーンと同じだと思うのですが。
ねえ、あそこでああなの、原作のメッセージと真逆ですよね、映画が伝えてるの!
『沈黙』の話をする機会がほぼないので、リプ嬉しかったです。ありがとうございます!!
@nbn 記憶がちょっと曖昧ですが、沈黙は前半の村人たちの演技に圧倒されて大号泣した思い出があります
後半の特に大事なシーンは原作のイメージとちょっと違うかも?と思って逆に冷静になって見られました。なので監督と解釈の違いがあるっていうのもわかるような気がします……。
内容が内容だけに凄まじく疲労する映画ですよね!それでも見てよかったと思えます
台湾で撮影されてたんですね!なるほどなぁ