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映画『正義の行方』を見た。
再審無罪判決が出た足利事件と同じくDNA鑑定の証拠能力に疑義が呈されている、飯塚事件のドキュメンタリー。被告人の死刑がすでに執行されていて、ただいま再審請求中。警察・弁護士・地元紙の視点の3部構成。
題名、「真実の行方」じゃなくて「正義の行方」なんだよね。

何もかもが「かもしれない」で構成されていて、真実は藪の中。あまりに前提すぎてあまり触れられていないけれど、確実なのは犠牲者が2人(3人かもしれない)いるというクソみたいな事実だけ。

で、地元の話なのに全く知らなかったという反省と、地元の話なので出てくる人がわたしと同じ言葉で話しとるなという衝撃と、もしかして30年間風景が変わっとらんのかという感慨と。

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