『カラオケ行こ!』を見た。
作中に「きれいなものしか許されへんかったら、この街全滅や」というセリフがあるのですが、まあそういう話しですよね。
巻き戻せないビデオデッキ、一度しか視聴できない映画というアイテムも示唆的。
正しいだけでは救われず、正しくなさに救われるという話なのですが、まさにその正しくなさ故に、この話に萌える素養はあっても楽しむ素養がわたしにはないなあ、と思いました。
良くないものは、良くないんですよ。
ちなみにネタバレすると、映画は巻き戻せます。
#映画
『カラオケ行こ!』、明確に子供時代の終わりの話で、映画は子供時代の終わるまさにその瞬間を活写していて、そこはもう素直に本当にすげーもんを見たって感じなんだよね。
個人的には、正しくないが故にここで終わっていて欲しい関係なんだけど、原作は続編が出てるのよねー(未読。萌えだから仕方ないよねー)。