『AIR/エア』を見た。
1984年、低迷期のNIKEが浮上するきっかけを掴んだ、その瞬間の映画。
スポーツとか、そういうのに全く興味がない人間が見てしまっての感想にはなるのですが。
80年代の車とか電話とかがたくさん出てきて楽しかったです。
ええと、converse、adidas、NIKEと3つのメーカーがありまして。NIKEは三番手に甘んじていました。その状況を覆すために、マイケル・ジョーダンという学生バスケのすごい選手と契約を結ぼうという話になって、めでたく契約が結べたので、NIKEはトップメーカーに躍り出ましたよ、結んだ契約はそれまでの世界を変える画期的なものでしたよ、という話でした。
わりと結論ありきで、プレゼン場面も滑りまくりでマイケル・ジョーダンが何故NIKEと契約を結ぶことにしたのか、それまでの商習慣を覆す画期的な契約をどう役員会で承認させたのか、それはよく分かりませんでした。
プレゼンにあたり、靴を作ることになるのですが、これがたった二日の徹夜作業、機能は二の次で見た目重視でという指示で作られていたのが印象的でした。
靴は所詮靴で、どの靴を履くかではなく、誰が履くかが重要なんだ、みたいなことをプレゼンで語っていて、これがこの映画の肝だったのかな、と思いました。
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