きっと、未来へ(詩)
何も成し得ないこの両手で
いつか自分の事を
抱き締めてあげられるだろうか
よく頑張ったね、
もう大丈夫、あなたの柵は解けた
そんな風に、自分の両手で
もう苦しむのを終わらせたい
だれに甘えるでもない
自分に甘えて やさしくして
そんな何でもないことが
いつもとても難しい
そんなんでも
この先の事を 楽しみだと
未来は幸せでありたいと
願うことは赦されるだろうか
ゆるされたい、とか
そういうのはもうやめだ
この生は自分の為に生きる
過去も今も 柵だらけで
諦めそうになるけれど
泣き喚いて、過呼吸になって
身体が動かなくなっても
きっとまた明日には動いている
這い蹲っていきていくんだ
きっと、未来へ
今も歩んでいるはずだ。