スウィングキャスト回でしたが、満足して帰ってきました。でもアフタートーク聞いた後だと富樫役は本キャストでも見たかったかも。
アフタートークは杉原さん木ノ下さんに本キャストの岡野さん坂口さん。スウィングキャストの試みのお話でしたが、実験的で興味深い。ダブルキャストやアンダースタディとはどう違うのか気になってたんですが、キャスト固定で再演が重なる作品では新しいメンバーがいい刺激になるようだし、あとメンター的な若手俳優の教育的な側面もあるようなのが面白かった。(スウィングの俳優さんは義経弁慶以外の5役のフォローをするのだけどスウィングキャスト版の役柄として富樫と常陸坊海尊を中心に稽古されているみたいで俳優さん同士の交流も密だったらしい。)ウェストエンドとか商業演劇のアンダースタディは結構システマティックにやっていると思うけど、これはある意味で日本的な劇団制度の中で成立するような試みを思いつかれたのかなと思う。コロナ禍を経て代役問題が直面する中で良い制度を考える上でとても良い実験だったと感じました。