two handerのまま通した方がすっきりはしたかもと思いつつ、個人的には二幕の台詞の方が刺さるものが多かった。審査官もその障碍者の妻も自助自立しか頭にないような人達なのに夫婦関係の相互依存の理想を語るのもこの二人だったり。あと、このカンパニーだからこそできるシーンだと思ったのは、世界を救うために何人なら弱者が犠牲になってもいいと思うかという乱暴な問いに、一人もそうあってはいけないと言う主人公が、では世界を救うために一人の金持ちの白人男性が犠牲になるとすれば?という問いには即答できないところ。
配信あるしネタバレになるかと思ってツイッターでは書くのを控えたのですが。審査の基準をめぐっての議論が軸になる一幕の終わりで主人公が審査官の首を絞めるというザ・クリフハンガーな事件が起こって休憩、後半はその後始末をどうしようという大騒ぎでドタバタコメディチックという展開で、前半後半でちょっと印象のギャップがあります。
two handerのまま通した方がすっきりはしたかもと思いつつ、個人的には二幕の台詞の方が刺さるものが多かった。審査官もその障碍者の妻も自助自立しか頭にないような人達なのに夫婦関係の相互依存の理想を語るのもこの二人だったり。あと、このカンパニーだからこそできるシーンだと思ったのは、世界を救うために何人なら弱者が犠牲になってもいいと思うかという乱暴な問いに、一人もそうあってはいけないと言う主人公が、では世界を救うために一人の金持ちの白人男性が犠牲になるとすれば?という問いには即答できないところ。