非正規公務員の実態は本当に知られていないので、こういう記事はとてもありがたい。
いろいろ思い出すこと、思うこと、進行形で考えることなどがありすぎて、うまく書けないけど、記事中に挙げられるハラスメントの内容が思っていた以上にひどいものが多くてつらくなった。
もっと無意識に行われるハラスメントというか差別も受けているはずで、それを考えると、ほんとうにしんどい。
日本にいる僕らはつい「先進」各国と比べて日本の経済は…という話をしてしまう。だが、それらの国々とて楽園でもなければ理想でもないということは忘れてはなるまい。
G6たちが成長できているのは、新自由主義を採用し、福祉国家を事実上崩壊させ、格差を広げて富裕層を富ませ、中間層を苦しめ、労働者層を塗炭の苦しみに陥れ、それだけでは足らずにグローバルサウスから搾取しているからなのだ。
繁栄を謳歌しているはずのアメリカでも中間以下はカツカツだし、日本を抜いて躍進したドイツの繁栄の基盤はEU各国をマルク経済圏に組み込んで特に東側が南側の国々から搾取できるシステムを作り上げたことにある。
この世界では成長し、繁栄していることの方が異常なのだ。そして、その上で改めて問う必要がある。今、日本で裕福であり、更に富みつつあるのは誰なのか、と。
英国NHSの惨状は我々日本人にとっても他人事ではありません。先日聞いたポッドキャストによると、ガンの疑いを家庭医が見つけても、専門医による検査の待ちが平均3か月以上かかり、治療の遅れから、進行して手術ができなくなったり、転移してしまうなどの例が報告されています。
国王のガン発表が話題になりましたが、国王はNHSではなく、自由診療の民間医療機関を利用しています。以前、億万長者のリシ・スナク首相も、NHSを利用していない疑いをかけられたことがあります。
日本の皆保険制では、個室とか食事以外の医療の部分は、患者の経済状況で差別されることは、自由診療以外では建前上はありません。今、自民党政府は、民間医療保険を参入させようとしています。そうなると、皆保険制度だけに頼る富裕層でない国民の医療のレベルは下げられるでしょう。絶対に許してはいけないと思います。
政府文書から「食料自給率」という言葉が消えていること、国連公認の飢餓国に日本が認定されていることを新聞で知った…
backroom系動画を延々見てしまう