こんな現状認識の知事のもとで災害が起きたらどうなることやら……いや、現下のコロナ禍でもひどかったわな、コロナファイターとかマスク会食とか。
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「これだけ株高となり、賃上げの機運も高まっている。景気はどんどん良くなりそうだ。政権がしっかりしているからこその成果ではないのか」
30日に横浜市で開かれた自民党神奈川県連大会で、来賓としてあいさつに立った神奈川県の黒岩祐治知事はこう述べ、岸田文雄政権や同党の支持率低落に「不思議な感覚を持っている」とした。
「株価も給料も良くなった」…黒岩知事、政権支持率低落に「不思議な感覚」 | カナロコ by 神奈川新聞 https://www.kanaloco.jp/news/government/article-1067402.html
ジョナサン・グレイザー『関心領域』を試写にて鑑賞。
アウシュヴィッツ収容所の隣で裕福な暮らしをする家族の日常を描く。彼らの生活は当たり前のように虐殺と搾取の上に存在し、家族が戯れる風景に入り込む収容所の煙突から煙が立ち上り、呻き声が響く。
パレスチナで今起きていることを含め、自分も誰かを踏みつけながら生きていることを突きつける作品。
ユダヤ人であるグレイザーのアカデミー賞受賞スピーチも合わせて鑑賞してほしい。
気候変動に対する認識が15年くらい遅れてますね、日本は。Q3以降がとても大事な話です。⇒ 地球温暖化のウソ? ホント?(5)温暖化を止めるために「我慢しなくていい」って、本当? https://weathernews.jp/s/topics/202403/220135/ #気候変動
“今回は、マコトのギャンブル狂騒曲と物語の力、希死念慮について。” / “依存症を引き起こすのは、トラウマ?ADHD?それとも?(横道誠)[第17回] 酒をやめられない文学研究者とタバコがやめられない精神科医の往復書簡” (1 user) https://ohtabookstand.com/2024/03/saketabakoofukusyokan17/ #依存症 #ギャンブル依存症
本当にやる気がでないけど、ご飯を作らなくちゃいけない。。podcast聴きながら頑張る。
ニューメキシコ州ロスアラモス研究所周辺の先住民は、今も健康被害に苦しんでいます。ウラン採掘も先住民居留区やその周辺で行なわれています。しわ寄せはいつも弱い立場の人たちに。⇒ 映画『オッペンハイマー』では描かれないもうひとつの闇の歴史、黒人鉱夫たち https://wired.jp/article/the-dark-history-oppenheimer-didnt-show/ #環境正義
『死なないための暴力論』
②そしてEZLNとロジャヴァ革命もまじで熱い。こんな人達が本当にいるんだ…という感動。使い古された&ありふれた言葉ですが、「希望の光」だと感じました。できることなら自分の目で見てみたい…デヴィッド・グレーバーはどういう風にロジャヴァ革命についてフィールドワークしていたんだろう…と興味がわきました。
とにかく揺さぶられすぎて、EZLNの人々や(ロジャヴァ革命の)クルド系の人々の幸運を祈らずにはいられないです。
その他にもエキストリームセンターの話などもあり、内容が濃くて…語彙力が貧困な私には語り尽くせない…。
とにかく「みんな読んでみればわかるから、読んでみて。この世界に絶望しそうになっている人は、絶対に揺さぶられる部分があるから!」と伝えたい〜!!
そして(こんなわけわからない感想ではなく)私の代わりに素敵な感想を書いて欲しいです。
『死なないための暴力論』 #読了
①人間ってこういうふうに生きられるんだ…と、良い意味での驚きをくれた、生命力に満ち溢れた本でした。
タイトルは少しいかついですが、以前にブレイディみかこさんが対談で「森さんはやっぱり先生ですよね。教え方がすごく上手。」と仰っていたように、いろいろな事例などがわかりやすく丁寧にまとめられていて、読みやすいです。
本に登場する事例では、例えばサフラジェットもサパティスタ民族解放軍(EZLN)もロジャヴァ革命のことも私は全然知らなかったんですが…事前知識がない私でもわかるように書かれていてありがたかった。
そして私の好きな登場人物はやっぱりシルビア・パンクハースト!!女性参政権を求めて活動したサフラジェットであるエメリン・パンクハーストの次女がシルビア・パンクハースト。なぜ母親のエメリン・パンクハーストや長女のクリスタベル・パンクハーストではなく、「シルビアが熱い!」のかは、本を読んで頂ければわかるので、気になった方はぜひ読んでみて欲しいです。
すごかった…。内容が濃すぎて言葉が見つからないのだけど、読めて良かった。
【酒をやめられない文学研究者とタバコがやめられない精神科医の往復書簡 第18回】
アディクションと死を見つめて(松本俊彦)
『生きづらい明治社会
不安と競争の時代』
慶應の経済部の教授、かつ歴史学者の松沢裕作 が著者。
岩波ジュニア新書ということで優しい文体なんだけど、これがめっぽう内容が濃かった。
7章立て、明治初期のデフレ「松方デフレ」や都市の最下層労働者の貧民窟、小さな政府のウンコ似非生活保護「恤救規則」などなど、それぞれの章で明治の経済と社会施策を紹介しつつ「現在と完全な比較にならない」ことを断ってからの(誠実~!)現代社会との相似性を述べる。
「通俗道徳」(人が貧困に異陥るのはその人の努力が足りないからだ、とする考え方を表す日本歴史学の上での用語)が明治の社会政策の脆弱さにつながっているのではと問題提起。「じぶん、よく風邪をひくのでこういうのうんざり」というアプローチも好きさ。
おれなどはこれから福祉の勉強をしようとしているので、現憲法以前・・・明治憲法での福祉事情を経済絡めて紹介してもらえて勉強になったしヘドが出そう。
さすが経済学部の歴史学者、双方の強みを活かした明治の切り方はめちゃくちゃウマいし、
あとこの人、ジェンダー観めっちゃ安心・・・女性は元より男性学的にもマッチョにうんざりしてる感じで読んでて楽です。超権威なのに・・・
あとハームリダクションの啓蒙活動をしていらっしゃる精神科医の松本俊彦さんは、めちゃくちゃアナキストっぽいなと思う…。精神科医でありながら、(国では禁止されている)違法薬物を使う依存症患者の人々の人権を尊重し、患者さんの「生きやすさ」のためにハームリダクションについて発言し続けていて、本当にすごい。 思考停止して、国のルールに従うのではなく、「患者さんの尊厳のために戦う」という姿勢がかっこよすぎる。 いつか森元斎さんや栗原康さんと、松本俊彦さんが対談してくれないかなぁ〜…とか思ってしまう私でした。 ※もちろんですが、松本俊彦さんは違法薬物の使用を推奨しているわけではないです。
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