2024.3.20 買いましたー!その2
②発達障害の子の勉強・学校・心のケア/横道誠
こちらは勉強用に読みたかった本。白石正明さんの感想ツイートが素敵なので、紹介します。
↓
電車の中でうっかり読んだら不覚にも涙がこぼれそうになった。横道誠さんの『発達障害の子の勉強・学校・心のケア』(大和書房)。
「正しい知識」を指南するのではなく、親を、その子に合ったライフハックを共に発見する「当事者研究」の共同研究者(冒険の同行者)に設定しているのがまず画期的。「火星人の群れに囲まれた地球人の子ども」が、地球人の立場から世界を再定義する。横道さん自身が、自尊心を削られながらもどうにか生きてきた過去の自分に向かって書いているようにも思える。そこにはマイノリティとして苦しんだ人にしか書けない高貴さが漂っていて、それが目にしみるのだ。注目すべきは、発達障害をもつ子どもの苦しみは、もともとあった傾きではなく、その傾きを矯正(=否定)されることに生じる二次障害がほとんどなんだと喝破しているところ。
そして最後に、”ふつう”の世界を立ち去って、「前向きに諦める」ことこそ自身の最高のライフハックだと結論する。
https://twitter.com/shiraishimas/status/1712036238612688993?s=20
『発達障害の子の勉強・学校・心のケア』も読むのがすごく楽しみ。まだ読んでないけど、素敵な本を買えたと思う。しっかり読んで、また今度感想書きます。
#横道誠