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今朝見たのは小学生のころ住んでいた土地の商店街を通る夢だった。といっても錆びだらけのサイバーパンクな廃墟があったりして実際の商店街とは景色が違う(といっても今の様子は知らんけど) ああでも大人になった今通ったら道路の幅はこんななんだろうなっていう感じ。狭い。小学校で一番仲の良かった子の店はなかなかさびれたスーパーマーケットになっていて白髪交じりのその子もいたから声を掛けると奥さんにすまなそうな顔をしながらなぜかついてきたので二人で商売はどうみたいな話をしながら裏に回って、私は内心(私のこと誰だか分かってねぇな)とクスクスしていて、そこで相手がかがんだのでなにかとおもえば箱の中にまだ目も開いてないような仔犬が何匹かいた。しゃがみこんで指先で犬に触れながら、私の目を見てみ?(私の右目はたいそう特徴があるので)と言うとそこでやっと、あ、○○かと呆気に取られて、そして今度はさらに仔犬がいっぱい詰まった箱をもってきてくれた。犬が好きだなんて話はしたことはなかったと思うんだが、そこは夢なのでたぶん犬に触りたいなあという今の願望が出たんだろう。掌の中でもぞもぞする仔犬はとても暖かかった。総じてよい夢だった。

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