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わたしは児童・生徒数が多い世代の生徒だったから、教師や学校にとってはすごい都合いい生徒だったんですよ。喋らないし、行動しないし、するとしたら決定されたことをただやるだけの、「数としての生徒」で、「生徒個人」ではなかった。数のうちに入るけどそこから上下どちらにもはみ出しもしない、ただの数でしかなかった。だって面談の時とか先生たちぜんぜんわたしに興味なかったもんね。だから今すごく悔やんでる。黙ってたこと、喋れなかったこともそうだけど、それを待たなかった学校に。だからわたしはとことん自分以外の、自分のしたいこと以外に目を向けることはなかったし、そうでもして没頭していないと、「数でしかない」ことを直視しなくてはならなかった。もちろんしていたら今もっと生きやすかったかもしれないし、そうではないかもしれない。レッテルを貼られるだけで卒業ハイ終了!だったかもしれない。それはわからないけれど、しておけばよかったと悔やむくらいならしていく方にやっとシフトできたのは、大学のおかげで、それだってわたし自身の力であり、学校にはただ籍を作ってもらった程度で、全く感謝や感慨もない。

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