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家事その他のすべきこと一切を放り出して読み耽り、『両京十五日 Ⅰ凶兆』を読了しました
物語はまだ折り返し地点(旅程だけ見ればまだ1/3くらい)のようなのでこの先気に入らない結着になる可能性はあるけれども、現時点では、"歴史サスペンス×冒険小説"と公式が謳う面白さと匹敵するくらい、為政者が共に泥に塗れて民草の辛苦を味わい、社稷如何とするか鋭く見つめるというストーリーラインが濃厚で、どこを見渡しても政治への信頼が失墜するばかりの今日かなり慰められる内容だった…古今東西こういう熱さをまとった物語はそれは格別に愛され、繰り返し語られてきたはずだ、というのを身をもって味わっている
旅の仲間4人はケミストリーが本当に素晴らしい上に、ロマンスしないし(今のところは)、女性のために命をかける聡明でタフな女性もいて、そのまま京城まで突っ走ってくれ…! :ablobcall: と手に汗握っています

ラージャマウリが感じられる場面も含む試し読みはこちら👉 hayakawabooks.com/n/n752227355

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