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夜勤中から精神的に落ちていて(多分PMSかな)、1日横になっていた。横っ面を張ってほしいような気持ちもあって、そんな動機失礼ではとも思いつつNetflix映画『ラスティン: ワシントンの「あの日」を作った男』を見たら、熱くてやさしくてまばゆい映画だった。早くも今年のベスト入りかもしれない

netflix.com/jp/title/81111528
"1963年のワシントン大行進を主導した活動家、バイヤード・ラスティン。公民権の歴史の流れを変えようと力を尽くし、人種差別や同性愛への偏見にひるむことなく戦った彼の姿を描く。"
挫折や分断を乗り越えて大行進がいかに準備されたかをテンポよく語りつつ、黒人コミュニティでゲイであることの難しさもついでではなく描かれていてよかった
一度は黒人の米国大統領も現れながら、世界は平等や平和から遠ざかっているように感じられるけど、めげずに、時には命をかけて石を前に投げ続けている人々がいつの時代も、あらゆる場所にいる。へろへろで何もできない日があっても、私もその列の端っこに並ぶことはやめないでいたい…


『ラスティン: ワシントンの「あの日」を作った男』より、"性的倒錯者"と政敵に攻撃されたラスティンのセリフの一部 

"理由が知りたい この闘いの後もなお自分の存在の正当性を示さねばならない理由を 我々は誰しも己の不完全さをいやでも思い知らされる その劣等感を楽に消そうと別の標的を見つけるんだ より貧しい者 より肌が黒い者 同性を欲する者 教会も法律も欲してはいけないと言う 自分を偽り その偽りを信じて生きる時 自らの迫害者となるのは自分自身だ"

2021年に『バイヤード・ラスティンの生涯 ぼくは非暴力を貫き、あらゆる差別に反対する』という本(晩年のパートナー、ウォルター・ネーグル氏も著者の一人)が出ているので近々読みたい
godo-shuppan.co.jp/book/b58478

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