Netflixでの配信が9/24までと聞き、レズビアン映画としてマイリスト入りしていた『さよなら、私のロンリー』を鑑賞。
https://www.netflix.com/jp/title/81239497
窃盗や詐欺などで生計を立てている一家の娘、オールド・ドリオが主人公。ひょんなことから知り合った同年代の女性、メラニーが稼業に加わったことで家族の中の自分の存在意義が揺らぎ…というストーリー。
独特の奇妙なタッチや不思議な舞台設定に救われはするけれど、やってることは犯罪だしオールド・ドリオは明らかに親から不適切に扱われてて、メラニーがオールド・ドリオに向けるまなざしに兆しを感じても折り返しあたりまではうっすら息苦しかった。
でもそこからの展開がとてもよくて…この作品を好きだという人が多い(私調べ)のが痛いほどよくわかった。一般的にロマンチックとされる光景からは一万光年くらいかけ離れたシチュエーションでも、宇宙一ロマンチックで美しい触れ合いって描けるんだね…。いろんな意味で忘れがたい映画で、しばらく反芻すると思う。見られてよかったです。
ちなみに、主演のエヴァン・レイチェル・ウッドはバイセクシュアルを公表しているとのこと