103回目の本屋プラグラジオさんであらすじ・設定・熱い推しポイントを聴いて興味を持ち、旧 :twitter: で「『水星の魔女』のクィア表象にうんざりした人におすすめ(※うろ覚え)」と見かけてリスト入りしていた『鋼鉄紅女』、
書店で手に取って、訳者あとがきで著者のシーラン・ジェイ・ジャオがthey/themで呼ばれることを希望するノンバイナリーと紹介されていること、著者があとがきで「巨大ロボットを文学装置として青春とジェンダーとセクシュアリティを描く…」と物語のコンセプトを説明してたり「怒れるバイセクシャルのフェミニストを主人公にした」他者の作品を推してたりすること、
本編をパラパラ見たかんじ同性にも惹かれるメインキャラクターが複数出てきそう(主題のひとつになるかはわからず)なことなどがわかったので入手。
女性が抑圧・搾取・暴行される描写はしんどいだろうけど希望もありそうなので読了が楽しみ :blobcatheartpride:

amzn.asia/d/fn8VeJl

勢いのまま『鋼鉄紅女』を読了。
amzn.asia/d/9XkuQSx
540ページに及ぶ本編のすみずみにまでまさに"気"のようにフェミニズムがみなぎっていて、構造や抑圧への疑い、憎悪、抵抗と、伝統的な枠組みから逸脱した自由な関係性によって、しみったれた家父長制を粉々にぶっ潰さんとする超快作でした。今年のベスト本になるかもしれない。しかも続編の出版(原書)が決まっている幸せ…!
男女二元論やモノガミーに堂々と叛旗を翻し、異性にだけ惹かれるのではない人々のうふふとなるロマンスも描いていたので、旧Twitterで『鋼鉄紅女』とクィアというワードを一緒につぶやいてこの作品と出会わせてくださった方に心から感謝したいし、この投稿もそんなふうな物語を求める人に届いたら嬉しいな :blobcatheartpride: 
(かねてから見当違い甚だしくも"男のもの"と見なされがちだったSF、とりわけロボットものでこのテーマを主眼におき、世界的に評価されているのは本当に意義深いものなのにそうした点を一切紹介していないハヤカワの宣伝はめちゃくちゃ失敗していると思います…)
※本編前に記載されている注意書きを画像で添付し、ALTもつけていますのでご参考に


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』の話題を探したくても :_mastodon_2022: 上だと検索が弱くて一向に拾えないので、自分の過去の関連投稿にはタグをつけてみました 他の方もつけてくださったら嬉しいな…音速で読みにいくので…

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