『鬼平犯科帳 血闘』観たのだけど、面白かったがこれ一定の年齢より上の娯楽という枠を超えることはなかったなという印象だった。特に女性描写の古さについて、原作がそうだったから時代がそうだったからしょうがない。というのは確かに間違ってはいない。だけど、それじゃあ今は売れない=若い人に響くものにはならないというのをまざまざ見せつけられた感じ。
当時にない現在的かつ大所高所な視点から過去を断罪するようなキャラはそれはそれで嫌いなんだけど、原作や時代に準拠していった結果中高年にしか向かず若い人に訴求できないままだと興行的に伸び悩みもするだろうなと思ってしまった。俳優も若い人に訴求するような人はいなかったし(中村ゆりのおまさは梶芽衣子とは違う儚げな美しさでそこは突出してよかったけど)
鬼平みたいな時代劇が今スクリーンでかかることについての価値は認めるものの、時代劇という娯楽の「若くなさ」を感じてもしまう複雑な鑑賞体験だった。ここで回してる限りいつか閉じていってしまうなという。
最近の新しい人類は「映画観るのもういい」となって興味を失ってしまってかなしみ。また、興味持つかなあ
昨日はほとんどが並んでる時間だけ(新しい人類7割方抱っこされてる)の地獄のディズニーランドに行ったのだけど、20時に横浜駅に着いた時家人も俺もあれ?鍵がない?になり絶望した。父も外で飲んでくると言ってたので終わった……となってた。だけど、地元の駅に停まっても降りずに隣のターミナル駅まで行ってファミレスで時間潰すか……となった時に家人が「あ!お義父さんがいる!」となって慌てて降りて無事帰宅した。あれは奇跡と言ってよかった。
これがベストの美しいメロディかというとどうか分からんけど、自分にとってまず一番はStella’s Cryかなあ。タイトルがズルいのを置いておいても。https://open.spotify.com/track/06aMY7MIOtwCujDwELC1Ew?si=693EjY9kSlyoNivmbpfUrw