『現金に体を張れ』を25年ぶりくらいに観たのだけど、こんなもんだっけ?になった。計画が杜撰だからこれ成功すんの?ってのはもちろんあるのだけど、それ以上に破綻の要因のひとつが「浮気女に踊らされてるおめでたいバカ男」と「欲の皮が限界まで突っ張ったバカ女」によるのに白けてしまった。
もちろんこれは『テキサスの五人男』を観た時に感じた、クラシックであるがゆえに色々観慣れてしまった今の観客の目に当時ほどの感動はない問題もあるとは思う。これの場合は愚かな人間のせいで計画が変わってくところとか。
ぼんやりした記憶の中ではもう少しクールな話になっていたので、ちょっとがっかりするところはあった。だけど、上述のバカ男とバカ女にオチがつくところからラストショットまでの虚しさはとてもよかったし今観てもフレッシュだったと思う。
当事者というのはどこまでいっても当事者だけであって、部外者はどこまでいっても部外者であるということの分を弁えるという謙虚さがSNSには必要だよ……。何にでも発言して何にでも「正しい」なんて人類には不可能であって。「正しさ」にはひとつの解しかないならまだいいけど、複数の解がある上に見る側によって解ではなくなる(が故に批判もされる)。自死という最悪の結果が提示されてもなお、「誰が悪かったのか」ゲームが続くというのは異様。むしろ、そのゲームのプレイヤー達が一番追い込んでたんじゃないかっていうね。
新しい人類にプレゼントをサンタさんが持ってきてくれるよと教えたら、子供にプレゼントを配っていくサンタクロースの尊さに「きめた!おおきくなったらサンタさんになる!」と言い出した。
サンタさんになったら誰からプレゼントもらうのか尋ねると、「サンタさんはみんなにあげるのがおしごとだからいらないの」と利他精神溢れるコメントが返ってきた。父は君の歳の頃から物欲一直線だったよ。
新しい人類と9時からモビリティショーに来たのだけど、8時半から14時まで総休憩時間1時間もなくずっと歩き通し立ちっぱなしだったのに帰りにお台場海浜公園に行くと言い出された。絶賛砂遊びしてるが、体力設定バグってないか3歳児。
明日人生初飛行機の新しい人類、テンション上がりきって大空港の絵本読んだりしてこれは興奮で寝ないかと思ってたら、「もう寝た方がいいと思う」と言い出し自分で消灯。