"最大で617人が身を寄せた石川県輪島市の大屋小学校。市内に48ある指定避難所の一つだが、水や食料などの備蓄が一切なかった。 地震翌日の1月2日、被災者が持っていた水を分け合ったが、1人分はコップ半分ほどだった。コメも集めて炊いたが、1人分は握り飯ピンポン球1個分だった。 支援団体の記録によると、地震9日後の10日は昼食が焼き鳥の缶詰1個、夕食は乾燥米。11日の朝食はせんべい1枚だった。避難所を運営した住民の記録によると、29日の朝食はビスケットだった。 1月中旬には避難所内で新型コロナやインフルエンザ、ノロウイルスなどの感染症が広がり、約30人が症状を訴えた。3人が嘔吐(おうと)し、救急搬送されたこともあった" https://digital.asahi.com/articles/ASS6T3GH9S6TPTIL00YM.html?ptoken=01J1A40BRJJWKH78JVYHMTC2ZD