"タイでそうした受容が促進されたのは、活動家やソーシャルメディアのインフルエンサー、さらには「ボーイズラブ」と呼ばれるゲイ・ロマンスのテレビドラマによるところが大きいという。 タイ社会の大部分は保守的であり、差別も根深い。だが、世論調査会社の「ピュー・リサーチ・センター」によれば、タイでは60%あまりの人が同性婚を支持しており、これはアジアで最も高い割合のひとつに数えられると同誌は書く。 宗教的寛容にも助けられたと同誌は指摘する。タイで主流の仏教が同性愛を禁じていないからだ。一方、アジアの他国、たとえばインドネシアではイスラム教の保守派団体が有力で、結婚の平等に反対しており、韓国やシンガポールでは社会的な保守主義が、有力なキリスト教福音派の圧力団体によって補強されているとしている" https://courrier.jp/news/archives/368075/