"ノルウェー五輪委員会や各競技の統括団体が中心となり、子どものスポーツの権利を定めた規定がある。12歳までは全国大会を開くのは禁止。小学生年代ではウェブサイトなどに個人の成績を掲載することすら禁じている。 こんな現行の規定は、「子どもの権利条約」で、子どもたちが暴力から守られ、能力を伸ばして成長する権利をうたっていることを参考に、2007年にできた。子どもの競技では勝利至上主義を排し、「スポーツは楽しむもの」という哲学が徹底されている。 コレルードさんはいう。「子どもたちは競うのが好きで、頭ではスコアを数えているから、ばかばかしいルールかもしれないけれど、親の過度な介入は避けられる」" https://globe.asahi.com/article/15295550