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"穂高は、たとえ寅子が志半ばで倒れても、その意志を継いだ新しい世代がいつか必ず世の中を変えてくれると説く。でも、そう言えるのは、穂高が安全圏にいる人間だからです。穂高は、子どもができても仕事をあきらめなくていい。だから、喫緊の問題ではない。 でも寅子は違う。寅子には、子を持ちながら働くことは、今まさに差し迫った問題。いつか世の中が良くなると言われても、何の解決にも慰めにもなりません。時代の人柱になるために、人は生きているわけではないのです" mi-mollet.com/articles/-/48760

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