"濱口「どんな企画であっても、やっぱり脚本を書く時は、普通に映画を作るつもりでしか書けないっていうところはあります。それはやっぱり観客にとって面白くないといけない。それと、役を演じる人たちのモチベーションというのも基本的にすごく大事なものだと思っているので。単純に役者が『この役、なんでこういうことをするんですか?』っていう違和感を覚えると、それは作品の仕上がりにも反映されてしまうと思っているんです。脚本もそうですが、役者に渡す副次的な資料も、そういう違和感がなく演じられるようにというのは、今回もいつも通り準備しましたね」" https://moviewalker.jp/news/article/1193862/ #濱口竜介
"まず基本的に思うのは、誰かを善だとか悪だとか名指すのは、思考停止の結果だということです。もちろんなにかを善で、なにかを悪としないと、社会の運営が成り立たない時というのはあると思います。でも、少なくともそういうものを誰か個人に対して確定できるはずがないとは、フィクションのつくり手としては思っていますね"